館林市毎月第三3土曜日の夜のイベント『下町夜市』が平成30年12月をもって終了となりました。その開催回数はなんと14年間で154回!
14年もの間に、T-shockもイベントに時にはサポーターとして、時にはゲストとして参加させていただき、楽しませてもらいました。
そんな私が、下町夜市への感謝の意を込めて、過去の功績やラスト夜市の様子など情報をまとめてみました。
下町夜市イベント概要
開催年月:平成16年10月~平成30年12月(全154回)
開催日:毎月第3土曜夜
開催場所:下町通り商店街約330m
開催内容:露店、ケータリングカーによる飲食販売、雑貨販売、ストリートミュージシャンによる演奏など
がんばる商店街77選に選出
※写真はイメージ
平成21年6月には「がんばる商店街77選」に長年の下町夜市の実績が認められ、下町通り商店街が選出されました。
「がんばる商店街77選」とは
商店街の活性化あるいは地域コミュニティの担い手をめざして、
日々がんばっておられる皆様の取組の参考としていただく目的で、全国の
商店街や地域の皆様のアイデア事例を集めたもの
として経済産業省中小企業庁がとりまとめたものです。
つまり全国の商店街の活性化のお手本として選出されたという事ですね。
チャレンジ出店から実際店舗を構えたお店も!
下町夜市では将来の店舗営業を志した方々が、チャレンジショップという形で出店をしていました。下の2店舗は下町夜市でお客さんと交流をしながら下積みをし、館林市で見事、店舗出店を果たしたお店です。
いずれも下町夜市で出店していた時に人気店だったお店です。
「SABOROSA GRILL」(館林くらしさんのリンク)
tatebayashi.info
「FAT CAT」(公式ホームページ)
barfatcats.com
老若男女楽しめるイベントとして定着
くじ引きや射的、スマートボールなど小さなお子さん向けをブースから酒に合う料理を提供する酒飲みの大人向けのブース、スイーツや小物販売など女性向きのブースなどお店も多岐にわたっており、老若男女楽しめるイベントでした。
下町夜市が開催されるまでは、当時館林まつりなどいわゆる「~祭り」以外で夜に、しかも定期的に開催するイベントは館林市にはなかったため、かなり画期的でした。
下町夜市は館林市に新しい文化を吹き込んだ出来事であったとも言えるかもしれません。
多くのボランティアを巻き込み交流人口を増やした
市民、行政、商店街が一丸となって運営に携わってきた事で多くの人が関わりを持つことができたイベントだったのではないでしょうか。
『情札』と呼ばれる独自の仕組みも特徴的でした。
多くのボランティアがサポーターとして、会場設営・撤収作業、来場者案内、店舗補助、アンケート調査などイベント運営を担ってきました。
そのボランティアにお礼として配られていたのが『情札』で、その札を持って行くと下町通り商店街や下町夜市出店店舗でサービスを受けられる仕組みとなっていました。
ボランティアをサポーターで完結させるだけでなく、下町夜市をゲストとしても楽しんでもらい、交流させるこのシステムも特徴的であったように思います。
ボランティアで参加した方々の中には、こうした活動を通して「まちづくり」や「商売」に興味を持ったり、「館林市」自体に愛着を持ったという方もいらっしゃったかと思います。
T-shockがこのようなブログを運営しようと思ったのは『下町夜市』から少なからず影響を受けていると思います。
まとめ
正直私ごときが下町夜市を語るには申し訳ないと思いながらも、どうしても下町夜市の事を書きたくて情報をまとめさせていただきました。
14年間イベント運営に携わってきた方々本当にお疲れさまでした!
別のイベントとして館林駅西口で何かやるかもしれないという情報も聞きましたが、是非そちらも楽しみにしています!
ラスト下町夜市写真
ラスト下町夜市の様子を写真撮影してきたので最後に掲載させていただきます。
スマートボール
射的
チャレンジブース