分福茶釜で有名な茂林寺で毎年開催されている茂林寺たぬきの11月場所&市民菊花展を紹介します。(写真は平成30年11月4日、10日撮影したもの)
イベント概要
イベント名:茂林寺たぬきの11月場所&市民菊花展
日時:平成30年10月28日~11月18日
9:00~16:00
料金:無料
住所及び地図
茂林寺(群馬県館林市堀工町1570)
アクセス
東武伊勢崎線「茂林寺前駅」から徒歩7分
茂林寺たぬきの11月場所
童話「分福茶釜」は茶釜に化けた狸が人に恩返しをする物語。
その舞台となった茂林寺にはたくさんのたぬき像がいます。
普段は丸裸のたぬきもこのイベント期間中は力士の姿に着飾って観光客を出迎えます。
結構みんな恰幅の良いたぬき達ですので、着物がよくお似合いです。
この子はとぼけた顔して、手を抜いて腕を組んでかっこつけています。
軍配を持っているので、この子は行司さんでしょうか。
この子は着物で遊んでます。
市民菊花展
菊の花言葉はその気高く気品に満ちた姿から「高貴」「高潔」「高尚」。
菊は天皇や皇族を表す紋章にも使われている花です。
撮影してきた写真を菊の種類ごとに並べてみました。
大菊・厚物
大菊とは花の直径が18㎝~20cm以上の大きな和菊の事
厚物は花びらの先が真ん中の中心に向かって盛り上がった形が特徴。
大菊・厚走り
厚走りは厚物に似ているが、外側の花びらが垂れ下がっているのが特徴
大菊・管物
管物は花びらが放射線状に広がっているのが特徴
大菊・広物
中菊
小菊は花の直径が9~18㎝の和菊の事
小菊・スプレー菊
小菊は花の直径が9㎝未満の和菊の事
スプレーマムとは、日本や中国原産の菊がアメリカへと渡って品種改良された種類のこと
素人の私では判別できなかったため分類できませんでしたが、どれも綺麗でしたので載せておきますね!
また小菊・スプレー菊は色々な仕立て方法があるようです。
懸崖作り
懸崖作りは摘芯をくり返して、花の滝のように崖から垂れ下がった形に仕立てるもの
木付け
木付けとは枝ぶりの良い木を鉢にとりつけ、木の裏側に木の大きさに合わせて何本かの小菊苗を植込んで仕立てるもの
盆栽作り
山菊と呼ばれる小菊の中で節間が詰まって幹の太りやすい品種を使って盆栽に仕立てるもの。
造形
造形は懸崖用の小菊を使ってさまざまな形に仕立てるもの
※写真では真ん中のハート形のものが造形にあたります
ポットマム
1950年代にアメリカで矮性園芸品種として育成された鉢植えのキクのこと
会場に市民の方が手掛けた鉢植えがいっぱい飾られていました。
まとめ
今回初めて菊花展を見学させていただきましたが、菊の種類と仕立ての方法の多さにビックリ。そして勉強になりました。
また、菊の写真撮影も初めてでしたが、単独で撮影しても気品あふれていて写真が映える映える。(撮影者の腕の問題はありますが)
撮影も楽しませていただきました。
童話「分福茶釜」の舞台となっている茂林寺は館林市でも随一の観光名所となっているので、是非この機会に来てみて下さい。
よりもいの聖地にもなってます。
お参りも忘れずに!