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『館林うどん・食事処うどん本丸』~館林名産グルメを味わいたいならこのお店が絶対おススメ~

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館林の名産は何?と聞かれた時にまず一番に名を挙げられる「うどん」。

今回はその館林市のうどん業界をけん引してきた名店『館林うどん』を紹介いたします。

お店情報

店舗名 :うどん本丸 (うどんほんまる)
電話番号:0276-74-0145
営業時間:11:00~15:00
定休日 :なし
席数  :140席

住所  :群馬県館林市本町3-8-1 館林うどんビル 1F

 公式ホームページは下記から

館林うどん | 語り継がれた老舗の味・皇室、宮家もお買い上げ賜る日本の銘麺・ご贈答・引出物・お返し等に!

 

館林市のうどんについて

せっかくなので、館林市の名産のうどんを少し紹介したいと思います。

良質なうどんの原料となる小麦を生産するためには良質な水が必要となります。

館林市は南は利根川、北は渡良瀬川、沼や池が市内に点々としているなど水運に恵まれ、古くから小麦の大生産地となっていました。

その江戸時代には館林藩主から江戸幕府にうどん(乾麺)を献上したという記録も残っており、うどんがいかに館林市に根差した食文化だったかが分かります。

1900年に日清製粉の前身である館林製粉が創業されると、館林市小麦加工業が盛んとなり、うどんの一大名産地として発展していったという歴史があります。

 

館林うどんの紹介

館林うどんは昭和22年の創業。皇室・宮家にも何度もご購入賜るなど、皇族の方々にも愛されているようです。

館林うどんの乾麺は日持ちもすることから、お中元や市外からの来客があった際のお土産などにピッタリ。館林市民にとっては、本当に身近なお店です。

 

 

お土産売り場の奥は食事処

表通りから入ると館林うどんの商品が購入できる店舗となっていますが、その奥に入ると「うどん本丸」館林うどんを食べる事ができる割烹店さんとなっています。

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館林市民あるあるかと思いますが、乾麺をお土産用として買う事こそ頻繁にあるものの、館林うどんをお店の中で食べる事って意外と少ないので、新鮮な気持ちでお店に入りました。

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内装は 非常に上品な造りで、木網で作られた照明、机、壁の装飾など和で統一された空間となっています。館林うどんのホームページにも記載がありましたが、商談やお偉い方の接待などにも使えそうな落ち着いた雰囲気があります。

実際にこの日もi-pad片手にお話しをしているサラリーマン風の方や、スーツを着た5・6人で会食している方などがいらっしゃいました。

メニューはこちら

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ざるうどん590円は庶民的な価格で魅力的だったのですが、ランチでは少しお高めとは思いましたが、今回はせっかくなのでなまず天ざる1,080円を注文しました。

なまず天ざるの写真はこちらです。

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料理が提供された瞬間に思わず思った事は「うわーきれい」です。「うどん割烹」という名に恥じない上品な盛り具合!

このメニューの良いところは館林市の名産うどんと、これまたこの地特有の「ナマズの天ぷら」を食すことができること。

館林市外の方が「館林らしいものを食べてみたい」と思ったら是非このメニューを選んでいだだきたいと思います。

 

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さて、うどんですが、統一された太さ・長さの真っ白なうどんは艶があり、きらきら光っています。

表面はみずみずしいツルっとした柔らかい食感にも関わらず、最後飲み込む時にはコシを感じる事が出来る麺となっています。

近くの讃岐うどん屋さんに行っていたのですが、そことは明らかに一線を画す味と食感が楽しめます。

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こちらは、なまず・ししとう・かぼちゃの天ぷらです。もちろん熱々の揚げたてが提供されます。ナマズというと川魚でかつ生臭いイメージがあるかと思いますが全く臭みはなく、肉厚ジューシーな身が口の中でほろけます。

店員さんに「天ぷらは机に置かれている醤油を垂らして食べて下さい」と言われてラベルを見てみると・・・

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これまた館林市に本社がある「正田醤油」のお醤油でした(笑)

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さらに食後にはこれまた館林の銘菓「麦落雁」とお茶で締めです。

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茶釜とたぬきの形がとってもかわいい!(これもまた館林発の童話・分福茶釜物語を模しています)

どこまで「オール館林」やねん!と突っ込みたくなるほど館林グルメが凝縮された「なまず天ぷら」

観光で館林市に来ていただいた方にとってもおススメなメニューです。

 

 

最近、花山うどんがフューチャーされ、影に潜めがちな館林うどんですが、伝統の味をしっかり受け継いでいる名店です。是非一度お試しあれ!